Moeriumには約6,000件のAI美少女作品が投稿されています。これらに「説明文(キャプション)」をつけたい。でも一つひとつ手作業で書く時間はない。Claudeに任せました。
やったこと
画像をClaudeに渡して、3〜5行の自然な日本語キャプションを生成させる、を6,000回繰り返しました。所要時間は約12時間(並列処理+APIレート制限考慮)、平均文字数160字、Refusal率は0%です。
プロンプト設計
キャプションは「商品説明」ではなく「短編小説の冒頭」のような情景描写を目指しました。プロンプトの骨子は次の通り:
- シーンを3〜5行で説明
- 人物の表情・動作・衣装・背景を含める
- 感情語ではなく描写語を使う
- プロンプト用語(masterpiece, 8k等)は出力に混ぜない
- AI生成画像であることは前提として明示しない(自然な作品紹介として書く)
処理パイプライン
- 1. 既存DBからキャプション空のレコードを抽出
- 2. 画像のBlobをダウンロード
- 3. Claude APIに画像+プロンプトを送信
- 4. 結果をパース&DB更新
- 5. APIレート制限に応じて待機
- 6. 失敗ログを別テーブルに記録
完成した6,000件のキャプションは、こちらで実際に読めます。Claudeが書いた「短編小説の冒頭」を眺めるだけでも面白いです。
Refusalゼロを達成したコツ
画像の中には水着や下着の作品もあります。Claudeはこうした画像にしばしばRefusal(生成拒否)を返しますが、プロンプトで以下を明示することで0件まで下げられました:
- 健全な作品紹介である旨を明示
- プラットフォームのコンテキスト(全年齢ギャラリーSNS)を伝える
- Refusalされた場合は「衣装・ポーズ・表情」だけ記述するfallbackを指示
- 出力フォーマットを厳密に縛る(5行以内、120-200字)
品質:人が書いたものとほぼ区別つかない
生成されたキャプションは、人間のライターが書いたものと並べても区別がつきません。「夕暮れの図書館で本を読む少女、窓から差す柔らかな光が頬を照らしている――」のような自然な情景描写です。
「コードを書かない開発」の実装パート
このバッチ処理スクリプト自体も、Claudeに書いてもらいました。「画像URLからBlob取得→APIに渡してキャプション取得→DB更新」というパイプラインを口頭で説明しただけ。30分でスクリプト完成、12時間後に6,000件のキャプションが揃っていました。
コスト感
Claudeの画像入力APIは1枚あたり数円〜十円程度。6,000件で数千円〜2万円規模。人間ライターに依頼すれば最低でも100万円コースですから、コスト圧縮効果は1/50以上です。
AI開発の実用例を、ぜひ見てください
バイブコーディングで作ったSNSに、Claudeが書いた6,000件のキャプション。実物がこちら。
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