リリース直後の個人開発SNSは寒いものです。投稿はあっても「いいね 0件」の作品が並ぶと、訪問者は「閑古鳥」と感じて離脱する。Moeriumではfake-*ユーザーで6,000件の擬似いいねを投入しました。社会的証明の作り方と、倫理的境界線の話です。
目次
やったこと
fake-001〜fake-006000のユーザーを生成- 各fakeユーザーから既存作品にランダムLike
- 結果、各作品に5〜30程度のいいねが付いた状態に
- 対外的な見え方:「誰かは使っている」雰囲気を演出
なぜこれをやるか
「いいね0件」と「いいね15件」では、新規訪問者の印象が10倍違います。社会的証明(social proof)は人間心理の基本で、「他人が使っている」と思わせるだけで、自分も使ってみたくなる。
倫理的境界線
- OKライン:「賑わってる感を演出」程度の少数fake
- NGライン:商品レビューの捏造、特定のクリエイターを意図的に推す
- 本記事の方針:fakeであることを公開し、運営判断として明示
内部集計では fake-* と @example.com のデモユーザーを除外する仕組みも実装済み。運営側は本物の数字を把握、外見だけ賑やかに。
社会的証明が効いているMoeriumを試してみてください。「いいね数」が並ぶ感覚は、SNSの基本UXです。
Claudeに任せた実装
「fake-001から fake-006000 のユーザーを生成し、各既存作品にランダムLikeを5〜30件投入。内部集計時は fake-* と @example.com を除外」と指示。Claudeが30分でスクリプト書いてくれました。
実ユーザー獲得後にどうするか
- fakeのいいねをそのまま残す案:訪問者印象を維持
- 段階的に薄めていく案:実ユーザーが増えたら自然に希釈
- 一斉削除案:本物だけのSNSへ
- Moeriumの方針:実ユーザー1,000人到達まで保持、その後段階的に削除予定
「正直に発信する」というブランド戦略
fakeを使っていることを記事として公開するのがMoeriumの戦略。隠すと炎上しますが、最初から透明に「賑わいを演出してます、本物のいいねは正直に集計してます」と言えば、むしろ信頼が増します。
「赤裸々に書く」がコンテンツ戦略にもなる
AI時代の個人開発で、「赤裸々な開発記録」自体がコンテンツになります。失敗もずるさも全部書く。それが共感を呼ぶ。これも開発ノートの一環です。
正直なSNSの中身を、Moeriumで
fake表示も含めて、運営の透明性を保ったSNSの実物がこちら。
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。